屋形船の風流な味わい

日本を感じる屋形船

屋形船の楽しみ方について

屋形船の楽しみ方について 屋形船といえば、風情のある乗り物で、大型の船とは違った味わい深さがあって良いものですが、ただ何となく乗るのではなく、乗るタイミングにこだわってみるのも楽しみ方の1つと言えます。
乗るタイミングにこだわるというのはどういうことかというと、例えば時間帯をずらして屋形船に乗るという楽しみ方があります。
屋形船というのは、運河を進んでいく時に、色々な物が目に飛び込んできます。
高層ビルや大きな橋など色々な景色が楽しめるのが醍醐味ですが、昼に乗るのと夜に乗るのとでは、同じ景色であっても感じ方がガラッと変わってくるのです。
この違いを楽しむのも面白いものです。
昼に乗ったことがある人は夜に乗り、夜に乗ったことがある人は昼に乗るといった利用の仕方をすることで、同じルートであっても新鮮な気持ちで屋形船を楽しむことができると言えます。
また、メンバーを変えることで、また楽しみ方が変わってくるということもあるでしょうから、意識しておきたいところです。

屋形船の風流な味わい

屋形船の風流な味わい 屋形船は暑い日本の夏を涼しく過ごすための川遊びとして、平安の貴族がはじめた風流な乗り物です。
本来、夏の暑さをしのぐために考えられたものなので、夏、花火大会の夜にビールや食事と一緒に楽しむイメージですが、屋形船の風流な味わいは、今や夏だけにとどまりません。
春は川沿いの満開の桜を観て楽しみ、新緑に癒されます。
秋はお月見に紅葉も楽しむことができますし、食欲の秋ならではの旬のおいしい食材をつかった料理を船上で楽しむことができます。
眼で風景を楽しみ、舌で料理を楽しむ。
視覚と味覚の両方で楽しむのが、屋形船の風流さです。
今の屋形船には冷暖房も完備しているので、冬でも大丈夫です。
特に都心部では冬場のイルミネーションは最高です。
東京タワー、スカイツリー、天王洲アイルは素敵なイルミネーションです。
暖かい船のなかでゆっくりとそれらを鑑賞するのも、現代の風流な楽しみ方のひとつと言えます。
クリスマスにイルミネーションを和風の船で楽しむと言う、意外な組み合わせも面白いかもしれません。